有期契約労働者向け活用
人材開発支援助成金は、雇用保険に加入している従業員を対象に、事業主が実施する人材育成やスキル開発にかかる費用を厚生労働省が支援する制度です。有期契約労働者(契約社員/パート/アルバイト)雇用保険に加入されている方であれば活用することができます。

有期契約労働者向け研修の助成額

下記2つの合計額が助成されます。
1. 経費助成:研修費用の60%
2. 賃金助成:研修時間1時間当たり760円
※1年度内に訓練を受講できるコース数は、1労働者につき3コースまで
※1事業所が1年度内に受給できる助成額は最大1000万
研修費用をシミュレーション
1名あたりの助成額
例1)Officeマスター講座(30時間)の場合
研修費用 | 232,430円(税込) (受講料:214,500円+ご入会金:11,000円+テキスト代:6,930円) |
助成額 | 経費助成:232,430円×60% = 139,458円 賃金助成:30時間×760円 = 22,800円 助成金合計金額:162,258円 |
実質負担額 | 70,172円(通常研修費用の約70%OFF) |
例2)デザイン(Illustrator&Photoshop)講座(25時間)※研修後正社員化する場合
研修費用 | 189,200円(税込) (受講料:173,800円+ご入会金:11,000円+テキスト代:4,400円) |
助成額 | 経費助成:189,200円×70% = 132,440円 賃金助成:25時間×760円 = 19,000円 助成金合計金額:151,440円 |
実質負担額 | 37,760円(通常研修費用の約80%OFF) |
経費助成の上限額
経費助成には上限額が設定されています。上限額は訓練時間数によって異なります。
※( )内の数字は、大企業の場合の助成額です。
訓練コース | 10時間以上100時間未満 | 100時間以上200時間未満 | 200時間以上 |
人材育成訓練コース | 15万円(10万円) | 30万円(20万円) | 50万円(30万円) |
よくあるご質問
対面、オンラインいずれも可能です。
・対面でのマンツーマンレッスン、集合研修
・オンラインでのマンツーマンレッスン、集合研修(Zoom)
オンラインよりも対面での研修を多くご活用いただいております。
受講開始日は、原則的に申請から1か月以上あける必要があります。詳しくは、労働局へ申請の際にご相談、ご確認ください。
ハローワーク、労働局になります。労働局に専用の窓口が用意されていることもありますので、各都道府県の労働局までご確認ください。

有期契約労働者の育成は、企業全体の底上げに繋がります。助成金を活用し、未来への投資を始めませんか?私たちがお手伝いします。