- 「ホームページを作ってもらった会社と連絡がつかなくなってしまって……」
- 「別の制作会社に変更したいのですが、何を渡せばいいのか分かりません」
こうしたご相談をいただくことがあります。
そこで確認してみると、
「ドメイン? サーバー? それは制作会社が持っていると思います」
ということもあります。
でも、これは決して珍しいことではありません。
ホームページを作ったときには、デザインや文章、写真などには目が向いても、「ドメインやサーバーを誰が契約しているのか」までは意識していなかった、という社長さまもいらっしゃいます。
普段ホームページが問題なく表示されている間は、それでも困らないかもしれません。
問題になるのは、制作会社を変更したいときや、担当者と連絡が取れなくなったときです。
「そもそも、うちのホームページは誰が管理しているんだろう?」
そんな状態になって、初めて大切さに気づくことがあります。
難しい仕組みまで理解する必要はありません。
まずは、自社のホームページがどのように管理されているのかを会社として把握しておくことから始めてみてください。
関連記事:ホームページを作った業者と連絡が取れなくなった|そのとき社長さまがすべきこと
まず知っておきたいドメインとサーバー
「ドメイン」「サーバー」と聞くだけで、難しそうに感じるかもしれません。
細かい仕組みまで覚える必要はありませんので、まずは簡単に考えてみましょう。
ドメインはホームページの住所
ドメインとは、ホームページの「住所」のようなものです。
たとえば、example.co.jp
のような部分です。
会社のホームページを長く使っていくと、このドメインそのものが会社の大切な情報になります。
名刺やパンフレットに掲載したり、取引先やお客様が覚えていたり、メールアドレスに使っていたりすることもあります。
そのため、
- 「どこで契約しているのか」
- 「誰の名義なのか」
- 「更新は誰がしているのか」
といったことは確認しておきたいところです。
サーバーはホームページを置く場所
サーバーは、ホームページのデータを置いておく場所と考えると分かりやすいでしょう。
こちらも、自社で契約している場合もあれば、制作会社が契約や管理をしている場合もあります。
大切なのは、
制作会社が管理している=悪い
ということではありません。
管理をお願いする契約であれば、それも一つの方法です。
ただし、
「誰が、どのような契約で管理しているのか分からない」
という状態は避けておきたいところです。

「任せているから大丈夫」とは限りません
ホームページ制作を依頼するとき、
「難しいことは分からないので、全部お願いします」
とお任せすることもあると思います。
もちろん、それ自体に問題があるわけではありません。
忙しい社長さまが、ホームページの技術的な管理まですべて自分でする必要もありません。
ただ、ここで一つ区別しておきたいことがあります。
それは、
- 「管理を任せている」のか
- 「管理状況を知らない」のか
という違いです。
この二つは似ていますが、実は大きく違います。
管理を任せていても、
- どこの会社と契約しているのか
- 契約者は誰なのか
- 更新費用はいくらなのか
- 管理画面の情報はどうなっているのか
- 制作会社を変更するときはどうなるのか
といった基本的なことを会社側で把握していれば、いざというときにも確認できます。
反対に、
「全部業者さんに任せているので分かりません」
という状態では、何かあったときに困ってしまうことがあります。
ホームページの保守契約についても、「何をお願いしているのか分からない」というご相談があります。
関連記事:ホームページの保守料って何をしているの?社長さまが知っておきたい基本
業者を変えたいときに初めて分かることも
実際にご相談を受けるのが、
「制作会社を変えたい」というタイミングです。
新しい制作会社に相談したところ、
- 「ドメインの管理情報はありますか?」
- 「サーバーの契約情報は分かりますか?」
と聞かれます。
そこで初めて、
「そんな情報、受け取ったかな?」となることがあります。
さらに確認してみると、制作会社側で契約・管理する内容になっていた、というケースもあります。
契約時には説明を受けていても、ホームページ制作には確認することがたくさんあります。
社長さま自身がドメインやサーバーの重要性を知らなければ、その部分をあまり意識せず契約してしまうこともあるでしょう。
だからこそ、ホームページを作るときだけではなく、作ったあとにも一度確認しておくことをおすすめします。

社長さまが確認したい5つのこと
では、具体的に何を確認すればよいのでしょうか。
まずは次の5つからで十分です。
1.ドメインはどこで契約しているか
自社のドメインを、どのサービスで契約・管理しているのか確認します。
2.契約者・名義は誰になっているか
会社なのか、社長個人なのか、制作会社なのか。
契約内容とあわせて確認しておきましょう。
3.サーバーはどこで契約しているか
利用しているサーバー会社やサービス名、契約者などを確認します。
4.管理に必要な情報はどこにあるか
管理画面へ入るための情報などを、必要なときに会社側で確認できる状態なのかを把握しておきます。
パスワードそのものを紙に書いて誰でも見られる場所に置く、という意味ではありません。
安全に管理しながら、必要な人が必要なときに確認できる状態にしておくことが大切です。
5.制作会社を変更するときの条件
ここは意外と見落としやすいところです。
制作会社との契約書や保守契約などを確認して、
「他社へ変更するときはどうなるのか」
も把握しておきましょう。
ドメインやサーバーだけではなく、ホームページのデータや管理方法についても確認しておくと安心です。
社長が全部管理する必要はありません
ここまで読むと、
「そんなところまで自分で管理しないといけないの?」
と思われるかもしれません。
そうではありません。
アクアでは、社長さまがサーバーの操作方法を覚えたり、ドメインの設定を自分でできるようになったりする必要はないと考えています。
ホームページは、すべて自社で更新する必要も、すべて制作会社に任せる必要もありません。
関連記事:ホームページは自分で更新する?制作会社に任せる?社長さまが知っておきたい運用の考え方
専門的な作業は、詳しい人や業者にお願いしてもよいのです。
ただし、
「自社の大切なものを、誰がどのように管理しているのか」
は、会社として把握しておく。
これはITの知識というより、会社の管理の話ではないでしょうか。
たとえば会社の通帳を税理士さんに見てもらっているからといって、
「どこの銀行に口座があるのか分かりません」
という状態にはしないと思います。
ホームページも、それに少し似ています。
操作する人と、会社として管理状況を把握する人は、同じでなくても構いません。
ホームページは、すべて自社で更新する必要も、すべて制作会社に任せる必要もありません。

まずは「どこにある?」から確認
もし今、
「そういえば、うちのドメインって誰が契約しているんだろう?」
と思われたなら、それが確認するよいタイミングです。
今日すべてを調べる必要はありません。
まずは、
- 「ホームページを作ったときの契約書はどこにある?」
- 「ドメインやサーバーの書類やメールは残っている?」
- 「管理しているのは誰?」
このあたりから確認してみてください。
分からなければ、現在の制作会社に聞いてみてもよいでしょう。
「弊社のドメインとサーバーの契約・管理状況を確認したいのですが」
と伝えれば、確認のきっかけになります。
そして、分かった情報は一か所に整理しておきます。
担当者しか知らない状態にせず、会社として確認できるようにしておくと安心です。
ホームページも会社の大切な情報です
ホームページは、作って終わりではありません。
何年も使っているうちに、制作会社が変わったり、担当者が退職したり、会社の体制が変わったりすることがあります。
そんなとき、
「何も分からない」という状態から調べ始めるのは大変です。
だからといって、社長さまがITに詳しくなる必要はありません。
分からないものを全部自分で管理するのではなく、
何を誰が管理しているのかだけは分かるようにしておく。
それだけでも違います。
もし、
- 「ドメインと言われてもよく分からない」
- 「契約書を見ても、どこを確認すればよいのか分からない」
- 「制作会社に何を聞けばよいのか分からない」
という場合は、一人で調べ続けなくても大丈夫です。
アクアデジタルパートナーでは、社長さまと一緒に状況を整理しながら、何を確認すればよいのかを考えることもできます。
ITの答えを知っていることよりも、
「分からないときに、一緒に確認できる相手がいる」
ことのほうが、小さな会社では大切なこともあります。
まずは、自社のホームページについて、
「ドメインとサーバーは誰が管理している?」
そこから確認してみてください。
さらに詳しく知りたい方へ
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私たちがお手伝いできること
アクアデジタルパートナーは、小さな会社のIT担当者のような立場で、社長さまのITに関するお悩みを一緒に考えるIT伴走サービスです。
新しいシステムを導入することや、難しい専門用語を並べることが目的ではありません。
- 今、本当に困っていることは何か
- この会社に合った方法は何か
そんなことを一緒に整理しながら、無理なく続けられる方法を考えていきます。
「こんなことを聞いてもいいのかな?」
そう思うような内容でも、気軽にご相談いただけたら嬉しく思います。
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小さな会社のITは、社長がひとりで抱え込んでしまうことが少なくありません。
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