- 「営業時間を変更したいだけなのに、制作会社に連絡しないと変えられない」
- 「イベントのお知らせを載せてほしいとお願いしたけれど、なかなか更新されない」
そんなお話を聞くことがあります。
ホームページを作ったときには、更新も制作会社にお願いできるから安心だと思っていた。
ところが実際に運用を始めてみると、
「これくらいなら自分たちで直せた方が早いのでは?」
と思う場面が出てくることがあります。
一方で、ホームページを全部自分たちで管理するとなると、それはそれで不安ですよね。
では、ホームページは自分で更新した方がよいのでしょうか。
それとも制作会社に任せた方がよいのでしょうか。
実は、どちらか一方に決める必要はありません。
大切なのは、「自分たちで更新する部分」と「制作会社に任せる部分」を分けて考えることです。
「ちょっと変えたい」がすぐできない

ホームページは、作って終わりではありません。
たとえば、
- 営業時間が変わった
- 夏季休業のお知らせを出したい
- 新しいサービスを始めた
- イベントを開催する
- スタッフを募集したい
など、会社を運営していれば変更したいことが出てきます。
ところが、そのたびに制作会社へ連絡しなければならない仕組みになっていると、少し困ることがあります。
実際に、
「イベントの告知ページをお願いしたのですが、なかなか取りかかってもらえなくて。イベントの日が近づいているんです」
というお話を聞くこともあります。
制作会社にも予定がありますから、依頼したその日に対応できるとは限りません。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、会社側が「今日変えたい」と思う情報と、制作会社側の対応スケジュールが合わないことがあるのです。
特に営業時間や休業日、イベントなど、時期が大切な情報ほど、すぐに変更できないことがストレスになりやすいと思います。
全部自分で更新しなくても大丈夫

では、自分でホームページを更新できるようになれば、すべて解決するのでしょうか。
そうとも限りません。
ホームページには、比較的簡単に変更できる部分もあれば、知識がないまま触らない方がよい部分もあります。
「自分で更新できるホームページだから、全部自分でやらなければ」
と考える必要はありません。
むしろ、小さな会社では日常的な更新だけ自社でできる状態にしておくのも一つの方法です。
自社で更新しやすいもの
たとえば、
- 営業時間
- 休業日
- お知らせ
- イベント情報
- ブログ
- 写真
などです。
頻繁に変更する情報や、すぐに公開したい情報は、自社で更新できると便利です。
「明日は臨時休業です」
というお知らせを出すために、制作会社へメールを送り、更新を待つ必要がなくなります。
制作会社にお願いした方が安心なもの
一方で、
- ページ全体のデザイン変更
- 新しいページの制作
- ホームページ全体の構成変更
- 専門的な設定
- 不具合への対応
などは、制作会社に相談した方が安心な場合があります。
自分でできることを増やすことが目的ではありません。
必要なときに、必要な情報を更新できること。
そのために、自社と制作会社の役割を決めておくことが大切です。
「更新できる」と「運用できる」は違う
ここで、もう一つ考えておきたいことがあります。
ホームページの操作方法を覚えれば、ホームページをうまく運用できるとは限らないということです。
たとえばブログを更新できるようになっても、
「何を書けばいいんだろう」
となってしまうことがあります。
お知らせを掲載できても、
「これはホームページに載せた方がいいのかな?」
と迷うこともあります。
ホームページを運用するうえでは、操作方法だけでなく、
何を、いつ、どこまで更新するのか
を考えることも必要です。
ここは、小さな会社ほど曖昧になりやすいところかもしれません。
「ホームページのことは制作会社に任せています」
という会社でも、会社の営業時間やサービス内容、イベント予定まで制作会社が判断してくれるわけではありません。
会社の情報を一番よく知っているのは、やはり社長さまやスタッフです。
制作会社と自社、それぞれが得意なところを担当する。
そんな運用の方が無理なく続けやすいと思います。
保守内容を確認してみる
「毎月、ホームページの保守料を払っています」
という会社も多いと思います。
ただ、保守契約の内容は会社によって異なります。
保守料を払っているからといって、どんな更新でもすぐに対応してもらえるとは限りません。
ホームページの保守料について、「毎月払っているけれど、具体的に何をしてもらっているのか分からない」という場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:ホームページの保守料って何をしているの?社長さまが知っておきたい基本
反対に、契約の中に更新作業が含まれているのに、社長さまがそれを知らないこともあるかもしれません。
一度、
- どんな作業が保守料に含まれているのか
- 更新は月に何回まで依頼できるのか
- 依頼してからどのくらいで対応してもらえるのか
- 追加料金になる作業は何か
- 自社で更新してよい部分はどこか
などを確認してみるとよいでしょう。
契約内容を確認することは、制作会社を疑うことではありません。
お互いの役割をはっきりさせるための確認です。
「ここまでは自分たちでやります。ここから先はお願いします」
と分かっているだけでも、ホームページはずいぶん運用しやすくなります。
自分でやること、任せること
ホームページの運用について相談を受けるとき、アクアでは「全部自分でできるようになりましょう」とは考えていません。
反対に、「全部業者に任せておけば大丈夫」とも考えていません。
会社によって、ちょうどよい分け方が違うからです。
たとえば、
- 営業時間やお知らせは自社で更新する。
- 新しいページの制作や大きな変更は制作会社にお願いする。
これだけでも十分です。
パソコンが得意なスタッフがいる会社なら、自社でできる範囲をもう少し広げてもよいでしょう。
社長さま一人で忙しく運営している会社なら、無理に自社更新を増やさない方がよい場合もあります。
大切なのは、
「自分でできることを増やす」ことではなく、「困らずに運用できる状態をつくる」こと。
ここを基準に考えると、判断しやすくなります。
まずは「よく変更するところ」を確認

ホームページの運用を見直すといっても、大がかりなことをする必要はありません。
まず、ご自身の会社のホームページを開いてみてください。
そして、「ここはよく変更するな」と思うところを確認してみましょう。
- 営業時間でしょうか
- お知らせでしょうか
- イベントでしょうか
- 写真でしょうか
その部分を毎回制作会社へお願いしているのであれば、
「ここだけ自分たちで更新できるようにできますか?」と相談してみるのも一つの方法です。
逆に、ほとんど更新することがないのであれば、無理に操作方法を覚える必要はないかもしれません。
会社に合った方法でよいのです。
ホームページは作った後が大切
ホームページを作るときは、デザインや費用に目が向きやすいものです。
でも、完成したホームページは、その後何年も使っていくことになります。
だからこそ、
「誰が作るか」だけではなく、
「完成したあと、誰がどうやって更新していくのか」
も大切です。
今のホームページが少し使いづらいからといって、すぐに作り直さなければならないとは限りません。
まずは、
- 「自分たちでやること」
- 「制作会社にお願いすること」
を整理するだけで、運用しやすくなることもあります。
- ホームページのことはよく分からない
- 制作会社に何を聞けばよいのかも分からない
そんなときは、一人で答えを出さなくても大丈夫です。
今の契約や運用方法を一緒に整理しながら、「この会社なら、どこまで自分たちでやるのがよいだろう」と考えることもできます。
ホームページを自分で更新するか、制作会社に任せるか。
正解は一つではありません。
社長さまが困らず、必要なときに必要な情報を届けられること。
それが、その会社にとって一番よいホームページの運用方法だと思います。
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