再就職の職務経歴書
実はもっと前に決まっているケースも?
面接の前に起こすアクションとして「お問い合わせ」と「履歴書、職務経歴書の送付」がありますよね。
実はこの2つの行動でだいたい決められている経営者の方も多いのです。
あまり大きくない規模の会社では、ほとんどの人事権は社長さんがもっています。
「お問い合わせ」に関しては、電話対応された方が経営者でないケースも多いのですが、
履歴書、職務経歴書は人事権を持っている方が必ず目を通します。
経営者のちゃんとした人を雇いたい、という思いは「職務経歴書」の中身で決まっていることも多く、
面接以上に大切にしている経営者の方も多いと伺っています。
なぜって?
今の時代のビジネスがメールや電話だけで成り立っているケースも多いからです。
顔が見えないお客様とのコミュニケーション、結構難しいですよね。
職務経歴書をみる人が見れば、ある程度その人の「パソコンスキル」と「文章でのコミュニケーションスキル」がわかります。
だから、職務経歴書を送ったときから合否は半分以上決まっている場合もあります。
じゃあ、職務経歴書でダメだったら面接はないの?、いいえ、職務経歴書で不採用となっていても「会うだけ会ってみようか」
という判断で、面接を実施する場合もあります。そんな時は面接のあとで「やっぱりあの人ダメだったね」てことが多いらしく、
- 私は面接まではいくんだけど。。
- 面接での受け答えを勉強しないとだめかな。。
- 面接で不採用って、馬鹿にしてるの?
と思われている方もなかにはいらっしゃいますが、実は職務経歴書の段階でダメだったケースも多いのですよ。
じゃあ、どんな職務経歴書を書けばいいの?
業種によって内容はかわりますが、受講生の方にも多い「女性の事務職」「女性の営業アシスタント」という職種で限定すれば、
- 履歴書はWORDできちんと段落されたフォーマットを使用
- 職務経歴書はExcelで日付や業務内容が簡単にフィルタできるように
これだけで、職務経歴に「WORDやEXCELができますー」と強くアピールしなくても、
最低限のスキルを保有していることを、さりげなくアピールすることができます。
営業アシスタント希望であれば、パワーポイントで職務経歴書を作るのもアリだと思います。
(パワポでの作成は事前に了承を得ておいた方がいいです)
それから、職務経歴書で最も大切なのは、経験した内容をズラズラ並べるのではなく
一つ一つの職務をどんな思いで担当していたのか、
ネガティブではなくポジティブな内容を記載することが大切です。
福岡の企業は小さな企業が多く、それでも経営者は頑張っています。
従業員にはできれば少しでも多くお給料を払いたいと思っている社長さんも多くいらっしゃいます。
でも、小さな会社では1つの作業だけ優れている人を採用しづらく、
また資格を多く持っている人材を有効に使えない経営者がいるケースも多くあります。
だからこそ、手間がかからず一緒にがんばれる人材、いわゆる「ちゃんとしている人」を探しているのです。
アクアパソコン教室では職務経歴書の作成の仕方をアドバイスする、職務経歴書サポート講座を開講しています。
よろしければお越しくださいね。