会計ソフトはどれがいい?

会計ソフトはどれがいい?

決算を自分でやるにしても、顧問税理士さんにお願いするにしても、

仕訳は自分ですることをオススメします。

会社が儲かっているかどうかは、経営者が1番わかっていますよね。

でも会社の数字をすぐに言える経営者の方は少ないのではないでしょうか。

 

 

たしかに記帳代行をお願いすると時間的な余裕ができ、

本業に専念できるというメリットはあります。

 

でも、代行費はボリューム(明細数)によって金額が増加するので、

売り上げが上がれば上がるほど高くなってしまいます。

 

いずれ会社が儲かって、時間的な余裕がなくなってからでも十分間に合いますよ。

 

 

 

 会計ソフトは何を選べばいいの?

 

【法人会計ソフト比較】

法人会計ソフト比較 料金 税理士対応 オススメ度
弥生会計スタンダード 30,000円台 ★★★★☆
会計王 30,000円台 ★★★☆☆
会計ソフトfreee 1,980円/月 ★★★☆☆

 

小規模事業主の場合、複数ライセンスの必要性はあまりないですし、小規模事業主が使う上では、なるべく簡単な操作性が重要になると思います。

また、わからないことをネット上で調べられる調べやすさも重要です。「小規模事業主」という前提条件でのオススメ度なので、

一般的な評価とは少し異なっていることをご了承ください。

 

 

 

弥生会計

日本で一番売れている小規模企業向きの会計ソフトです。

特に欠点らしい欠点もなく機能的には安心して使える製品だと思います。

 

大幅な法改正がなければ毎年使えますが、バージョンアップするとなると、

ほぼ購入価格と近い金額になることが唯一の欠点でしょうか。

但し、クラウドサービスにより大きくは解消されています。

 

利用者が多いことでネット上にFAQページが多くアップされており、ほとんどマニュアルを見る必要がありません。

また、利用率が高いこともオススメの要因で、簡単な質問は知り合いや税理士さんに聞けたりします。

 

これが小規模事業主の方に最もお勧めする理由です。

 

  • 長所・・・わからないことがインターネットで検索しやすい
  • 短所・・・仕訳入力の操作性がイマイチ、サポート費が高い

 

 

 

会計王

弥生会計と比較されるメジャーな会計ソフトです。

仕訳入力の操作性がよく勘定科目が多く、明細数が多い場合は弥生会計より効率よくなります。

 

多少癖がある感じがしますが、弥生会計とは遜色がない機能を持っています。

また、一番の売りは法令改正、税制改正でのバージョンアップに対しては無料であるとこでしょう。

 

当然メジャーアップデートは有料ですが、通常であれば数年は問題なく使うことができます。

但し、弥生会計に比べてネット上の情報提供ページが少ないこと、

また税理士さんに知らない人が多いことが女性向けではないような気がします。

 

  • 長所・・・仕訳の入力が便利
  • 短所・・・ネットや周りに使ってる人が少なく聞きづらい

 

 

 

会計ソフトfreee

Googleを退社した人が立ち上げた会計ソフト、というよりは会計サービスといった方がいいでしょう。

弥生会計や会計王とは思想が違うので単純な比較はできませんが、とても素晴らしいソフトだと思います。

 

パソコンにインストールするのではなく、サービスを利用するのでインターネットの環境があればどこでも使えます。

たとえば決算時などは会社である程度入力した続きを自宅でおこない、

翌日に会社で印刷する、なんていう使い方もできます。

 

また、3人までインターネット上で共有できるので、不明点を税理士さんに画面を見てもらいながら、

入力することもできます。決算時の帳簿データの受け渡しも不要なので非常に業務効率がいいです。

 

但し、まだ2013年から始まったサービスなので、これから色々な問題点もでてくる可能性もあります。

※ちなみに個人事業主は無料なので、個人事業主の方であれば是非おすすめいたします。

  • 長所・・・全てが画期的
  • 短所・・・月1,980円と安いが、一生払い続ける必要がある。万が一サービス停止になったら。。という不安も。

 

 

 法人税計算ソフトは何を選べばいいの?

 

法人税の計算ソフト世の中にはいくつもあります。

製品の比較表を、ここでご紹介しようと思いましたが、一端見送らせていただきました。

 

そもそも、法人税計算自体はそれほど難しいものではありません。

じゃ、なぜ法人税計算が大変なのか。

それは儲かっている企業は何とかして節税したいので、仕訳を含めた法人税計算をややこしくしているのです。

 

AmazonやApple、Googleが日本で税金を払っていない、本国でも適正な税金を払っていない、

というお話を耳にしたことがあるでしょう。

 

今日、売り上げが上がっても明日売り上げが上がる保証がない、

今の世の中では少しでも企業として節税したい気持ちは十分理解できます。

 

但し、このブログの趣旨は

 

  • 「福岡で頑張って働いている経営者を応援したい」、
  • 「頑張ってもなかなか利益が上がらない経営者に少しでも有益な情報を配信したい」

 

という思いから始めたブログなのでできれば、たくさん利益を上げて、

胸を張って税金を支払えるような情報をご提供していきたいと思います。

 

 

 

まとめ

会計を理解して決算を自分でできるようになれば、資金繰りや経費削減に繋がります。

でも、税務署は多く支払った税金は一切、返してくれません。

 

適正な税金を支払うことが節税につながるのですが、なかなか大変なことです。

本来、企業としてきちんと利益が上がるような経営ができれば、

やはり餅屋は餅屋、顧問税理士さんとの契約をおすすめいたします。

 

 

今、日本の法人の80%以上が税理士契約しています。

でも、正直な気持ちは少し寂しいような気がします。

 

起業したばかりで売上が少ない時は、勉強のためにも自分でできることは自分でやって、

節約した経費を販売促進の費用にする。

そうして数字を把握することにより、次のアイデアが生まれてくる。

 

そのためのお手伝いをこれからも頑張ります。

 

 


 

最後に株式会社MAIQA(マイカ)では、やっぱり税金のことは税理士さんに任せるけど、会計のことを少しでも理解して経営に役立てたい。と思われている女性経営者の方へ通学・出張という形式でレッスンさせていただいております。

ちょっと話を聞いてみようかな、とお思いの方がいらっしゃいましたらこちらまでお問い合わせください。

株式会社MAIQA

 

 


 

アクアパソコン教室では

個人事業主のための簿記会計講座

を開講しています。よろしければお越しくださいね。