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会社のホームページにブログは必要?更新した方がいい?

「ホームページを作るなら、ブログもあった方がいいですか?」
ホームページ制作のご相談をいただいていると、こんなご質問をいただくことがあります。

  • 「ブログといっても、休業のお知らせぐらいしか書くことがなさそうで……」
  • 「何を書いたらいいのか分かりません」
  • 「作っても、更新できなくなりそうです」

たしかに、「ブログ」と聞くと、定期的に何かを書かなければいけないような気がします。

  • 毎週記事を書く。
  • 新しい情報を発信する。
  • 写真を撮って文章を考える。

そう考えると、本業で忙しい小さな会社にとっては、少し負担に感じるかもしれません。
でも、会社のホームページにあるブログは、毎日の出来事を書く日記である必要はありません。

お客様が知りたいことに答える場所と考えると、ずいぶん分かりやすくなります。

ホームページにブログは絶対に必要?

最初に結論からいうと、すべての会社にブログが絶対必要というわけではありません。

会社概要やサービス内容、料金、アクセス、問い合わせ方法など、必要な情報を掲載したホームページだけでも役割を果たすことはできます。特に、

  • 紹介のお客様が中心
  • ホームページは会社案内として使いたい
  • Webから積極的に新規のお客様を集める必要がない

という会社であれば、無理をしてブログを更新し続ける必要はないでしょう。

一方で、

  • 「ホームページから新しいお客様にも見つけてもらいたい」
  • 「どんな会社なのか、もっと知ってもらいたい」
  • 「問い合わせる前の不安を減らしたい」

という場合には、ブログが役立つことがあります。

大切なのは、「ホームページにはブログが必要らしいから作る」のではなく、何のためにブログを使うのかを考えることです。

「お知らせ」と「ブログ」は役割が違う

会社のホームページによくあるのが「お知らせ」です。
たとえば、

  • 「夏季休業のお知らせ」
  • 「年末年始の営業について」
  • 「営業時間変更のお知らせ」
  • 「新サービスを開始しました」

といった情報です。

もちろん、こうしたお知らせも必要です。
ただ、これだけでは、まだ会社を知らない方が検索からホームページを見つけるきっかけは、それほど多くありません。

そこで役立つのがブログです。
ブログでは、会社から伝えたいことだけではなく、お客様が知りたいことを書いていきます。

答えはお客様との会話の中にある

「ブログを書きましょう」と言われて、一番困るのが、
「何を書けばいいの?」ではないでしょうか。

無理にテーマを考えなくても大丈夫です。
普段、お客様から聞かれていることを思い出してみてください。

たとえば、

  • 「これはいくらぐらいかかりますか?」
  • 「お願いしてから、どのくらいでできますか?」
  • 「○○と△△は何が違うのですか?」
  • 「自分でやることもできますか?」
  • 「古いものをそのまま使っても大丈夫ですか?」
  • 「こんな小さなことでもお願いできますか?」

こうした質問は、すべてブログの記事になります。
実際に一人のお客様から聞かれたことは、同じように疑問に思っている方がほかにもいるかもしれません。

つまり、ブログのテーマをゼロから考えるのではなく、

「お客様からよく聞かれることに、ホームページ上でも答えておく」

と考えればよいのです。

会社のブログは日記ではなくお客様の疑問に答える場所

アクアブログもお客様の質問がきっかけ

実は、私たちアクアのブログにも、お客様から実際にいただいたご質問をきっかけにした記事がたくさんあります。
たとえば、ホームページについても、

  • 「制作会社はどうやって選べばいいですか?」
  • 「自分で作ることはできますか?」
  • 「WordPressって必要ですか?」
  • 「ホームページを作ったら問い合わせは来ますか?」

といったご相談があります。

専門家からすると当たり前に感じることでも、初めてホームページを作る方には分からないことがたくさんあります。その疑問に一つずつ答えることが、記事になります。

特別なニュースを毎回探す必要はありません。

検索で見つけてもらえる入口が増える

ブログにはもう一つ、大切な役割があります。
それが、検索からホームページを見つけてもらう入口を増やすことです。

たとえば、会社のホームページに、
「○○株式会社|福岡市」
というトップページしかなければ、その会社をすでに知っている方には見つけてもらいやすいでしょう。

しかし、まだ会社名を知らない方は、会社名では検索できません。
代わりに、

  • 「○○ 費用」
  • 「○○ 選び方」
  • 「○○ 依頼するとき」
  • 「○○ 自分でできる?」

など、自分が困っていることや知りたいことを検索します。

その疑問に答える記事がホームページにあれば、会社名を知らなかった方にもホームページを見つけてもらえる可能性が生まれます。

ホームページを作っただけでは問い合わせが増えないことがあります。
だからこそ、公開後に少しずつ「入口」を増やしていくことにも意味があります。

お客様の質問をブログ記事にして検索からホームページを見つけてもらう流れ

ブログは毎週更新しないとダメ?

ここもよく気になるところだと思います。
「ブログを始めたら、毎週更新しないといけませんか?」

そんなことはありません。無理に更新するために、

  • 「今日は社内で○○をしました」
  • 「今月もよろしくお願いします」

と記事を増やすより、数は少なくても、お客様に役立つ記事を残していく方がよいでしょう。

月に1本でも、2か月に1本でも構いません。
大切なのは、更新すること自体を目的にしないことです。

お客様から同じ質問を何度か受けたら、
「これは記事にしておこう」くらいの考え方でも十分です。

記事が一度できれば、同じ質問をいただいたときに、
「こちらの記事にも詳しく書いています」とご案内することもできます。

営業や問い合わせ対応にも使える「会社の説明資料」が、一つずつ増えていくイメージです。

会社のブログは毎週更新せず必要なときに役立つ記事を少しずつ増やせばよい

更新が止まっているブログは印象が悪い?

「最後の記事が2年前になっていると、かえって印象が悪いのでは?」
これも気になるところです。

たしかに、「最新情報」として運営しているページが何年も止まっていると、
「今も営業しているのかな?」と思われることがあります。

一方で、お客様の疑問に答える記事は、毎日新しくする必要はありません。
内容が現在も正しければ、以前に書いた記事でも役に立ちます。

そのため、
「お知らせ」と「お役立ち記事」を分けて考える
のも一つの方法です。

営業日やサービス変更など、最新性が必要な情報はきちんと更新する。
一方、お客様の疑問に答える記事は、必要になったときに追加したり、内容が変わったときに見直したりする。

このくらいなら、小さな会社でも続けやすくなります。

AIを使えばブログを書くのも楽になる

最近では、ChatGPTなどの生成AIを使って、記事作りを手伝ってもらうこともできます。
たとえば、

  • 「お客様からこんな質問をされた」
  • 「この内容について説明したい」

と伝えて、記事の構成を考えてもらうこともできます。

文章をゼロから考えるより、ずいぶん楽になるでしょう。

ただし、AIが作った文章をそのまま掲載するのではなく、

  • 「本当に自社のサービス内容と合っているか」
  • 「実際のお客様に説明するときにも、この言い方をするか」
  • 「間違った情報が入っていないか」

は確認しておきたいところです。

会社にしか分からない経験や、お客様との実際のやり取りにAIを組み合わせる。
そんな使い方なら、小さな会社でも情報発信を続けやすくなります。

「誰が更新するか」も考えておく

ホームページ制作では、

  • 「ブログ機能を付けますか?」
  • 「お知らせを更新できるようにしますか?」

といった話になりがちです。

でも、本当に考えておきたいのは機能そのものではありません。

誰が、何を、どのくらい更新するのか。

こちらです。

  • 社長が更新するのか。
  • スタッフが担当するのか。
  • 制作会社にお願いするのか。
  • ブログは書かず、お知らせだけ自社で更新するのか。

最初から決めておけば、「更新できるホームページを作ったけれど、結局誰も触らない」ということも減らせます。

すでにホームページがある場合も同じです。
「ブログが更新できないからダメなホームページ」と考える必要はありません。

今のホームページをそのまま使う方法もあれば、更新しやすいように見直す方法もあります。
反対に、ほとんど更新しない会社なら、複雑な更新機能を持たせず、今の会社にとって管理しやすいホームページへ作り替えるという選択肢もあります。

ホームページは、機能が多いほどよいわけではありません。
会社の使い方に合っていることの方が大切です。

まとめ

会社のホームページに、ブログは絶対に必要というわけではありません。
そして、ブログを作ったからといって、毎週何かを書かなければならないわけでもありません。

「何を書けばいいか分からない」ときには、難しく考えず、
最近、お客様から何を聞かれただろう?
と思い出してみてください。

そこに記事のテーマが隠れていることがあります。

一つの質問に、一つの記事で答える。

それを少しずつ積み重ねていけば、お客様にとって分かりやすいホームページになり、検索から会社を知ってもらう入口も増えていきます。

「ブログを更新しなければ」と負担に感じるのではなく、ホームページでも、お客様の質問に答えておく。

小さな会社のブログは、そのくらいから始めてもよいのではないでしょうか。


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押本 則子

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